生活

ピンクリボン記事①:乳がん検診

乳がん検診よくある疑問

マンモグラフィの検査で多く受ける質問をまとめた記事を、NPO法人などの資料を参考にしたりして私なりに作ってみました。拙い内容かもしれませんがよろしくお願いいたします。

今回の記事ですが施設で偏らないよに3施設、縁のある7人のマンモグラフィ認定技師の方に目を通してもらっております。バシっと答えられない質問もありますが少しでも多くの方に読んでもらえたら幸いです。

・乳がん検診

・マンモグラフィ

・授乳中の乳がん検診・その他

と3つの記事に分けてお答えして行こうと思います。

40歳から国の補助が出るから40歳からでいいの?

そういう訳ではありません。自治体が何故40歳からしかクーポンを出さないのか…
それは費用対効果が最も高く得られるからです。費用対効果とは…かけた費用に対して、どのくらい効果があるかをいうのですが行政のお金で行う助成は、費用対効果も考えています。
『最小限のお金で最大限の効果を』ようはあまりお金を出したくないのです。

乳がんの9割以上が40歳以上、そして残りの1割以下が若年性乳がん、若い世代に検診クーポンを出したところで1割にも満たない効果しか得られない…
それよりも乳がんリスクの高い40歳以上に検診クーポンを出したほうが効果的‼
そう言ったことから40歳以上に補助が出るだけであって40歳以下は検診をやらなくてもいいという訳ではないです。

近年日本では乳がんは増加傾向です。
40代後半に罹患率(一定期間内における病気にかかる患者の、対応する人口に対しての割合)のピークがあり、今後30才代、特に35歳以上の乳がん罹患率も高くなっていくことが予想されます。
そのため、以前にも増して早期発見が重要になっています。
20歳代、30歳代は国の補助がでる検診対象年令ではありませんが、まずは自分で注意することが早期発見の第一歩です。

乳がん検診はいつから始めればいいのですか?

現状で具体的に何歳からと定められていないのでとても難しい質問ですが若くても気になるようでしたら乳がん検診を定期的に受ける事をおすすめします。
ご家族に30代で乳がんになった人がいる場合にはその年齢よりも5歳若い年齢から受けることも推奨されています。
生活習慣の欧米化に伴い年々乳がんは増え続けているのが現状です。乳がんが増えているということはその中に含まれる若年性乳がんも同じように右肩上がりです。
20歳代でも乳がんになる方は0ではないので、いつから検診を受ければいいのかと具体的な年齢がかけなくて申し訳ありませんが、若いうちから危機感を持ち、自己触診等で常に意識しておくこと。

ポイントとしては

生理終わったら自己触診!
なんか変だったら病院へ!
血縁に乳がんの方がいるなら特に注意!

自己検診のやり方

また、自己検診などを進めた時に「しこり」の感覚がよくわからないという質問も頂きます。

こんにゃくと小豆か大豆があれば疑似感触を体験できます。

マンモグラフィーとエコーどっちを受ければいいの?

理想は毎年マンモグラフィーとエコーを受けるのが理想です。(※ NPO法人ピンクリボン運動より)

しかしながら検診を受けるのは結構お金がかかります。毎年エコーとマンモグラフィの乳がん検診は金銭的に難しいという方も少なくないはず。最低でもマンモグラフィー、エコーを順番に隔年で受けることが推奨されています。

若ければ毎年エコーをやり、2年に1回マンモグラフィ

40歳を過ぎたら毎年マンモグラフィをやり2年に1回エコーなど…

検診は続けていくのが最も大切です。金銭的に無理のないように…1回だけ受けて満足しないように継続してください。

片方の検査だけやっても意味ないの?

意味はあります。しかし、それぞれの得意分野が違います。

マンモ:乳がんの初期症状の1つの微細な石灰化を写し出す

エコー:数ミリの手に触れないしこり(小腫瘤)を見つけ出す

ですから、それぞれをカバーし合うためにマンモグラフィーと超音波検査の両方受けることが理想になります。

マンモグラフィとエコーの違い・それぞれのメリットデメリットは?

あと、マンモグラフィが薦められる理由の一つに画像での経過観察ができること。過去のフィルムとその都度比較が容易です。

まとめ

乳がん検診についての「よくある質問」は以上です。また医療の情報は日進月歩で変化していきます。もし他の医療記事情報を閲覧する際は掲載日なども参考にしてください。

ABOUT ME
管理人:パン耳
3児の娘を持ち放射線技師として働くワーキングマザー。ライフハック系ブログとして、日々の気づきや、便利商品、共働きライフスタイルを発信させて頂いてます。