民間療法・蓮根汁
風邪が流行る季節、小さなお子さんの咳でお困りの方はたくさんいると思います。私の真ん中の娘も軽い喘息持ちで風邪を弾くたびに夜になると病院の薬を処方してもゼコゼコ、ゴホゴホと咳をしていました。
ホクナリンテープ、大根とハチミツ、市販薬のベポラップを足の裏に塗る…などを試しましたがなかなか望んだ効果が得られず…夜な夜な娘の咳で起きる状態でした。
そんな中で最も、効果があった民間療法をご紹介致します。
試したら、驚きの効果!蓮根汁
それは別ブログ運営中にブログ読者の方から教えて頂いた「蓮根汁」というものでした。まずは材料は下記の通りです。
・蓮根(生)
・はちみつ(一歳未満の子には厳禁)
・レモン
・お湯
※私の場合、はちみつは子供が飲みづらい時の甘味付けで利用していますが与えるお子様が1歳未満の場合はハチミツではなく砂糖やシロップなどで甘味をつけてください。はちみつ、ダメ!絶対!!
作り方(一人分)
①お湯を沸騰させて、沸騰したら火を切ります。(大体50㏄くらい)
②そこの蓮根1.5~2㎝をすりおろしたものを①に加えます。
③レモン、ハチミツ(砂糖)等を少し加えます。分量は味がよくなる程度で…
④茶こしなどで摩り下ろした蓮根のゴミをこします。
こした汁が「蓮根汁」になりますので、それを飲ませてください。するとあら不思議!!
咳が多少改善されるかもしれません。あくまで民間療法なので「ちょっと、試してみよう」ってくらいの気持ちでチャレンジして頂きたいと思います。「絶対聞くんだよね!絶対だよね!!」っと大きな期待をもって試すと効果がなかった時にショックが大きいので…
咳に効く!蓮根の中の成分とは?
正直、何が作用しているか気になりますよね?よって少し調べてみると蓮根の中に含まれるタンニンという成分が喉の炎症を改善してくれているようです。
蓮根の成分のタンニンにはアレルギー原因物質であるヒスタミンの分泌を抑制する効果もあり炎症を抑える働きもしているとのこと。
ようは蓮根のタンニンにより喉の炎症が改善され咳が収まるのです。
よく聞く蓮根に『ムチン』が含まれている…のは間違い?!
蓮根にはムチンが含まれていると多くのサイトで語られていますが、実はそれは間違い!私も指摘を受けて知ったのですが、「ムチン」は動物の上皮細胞から分泌される成分のことで植物では用いません。
まとめ
蓮根汁がどうして咳に効くのか…
≪タンニン≫喉の炎症改善作用
蓮根にはビタミンCが多く含まれていたり…民間療法ですが、試したら想像以上の効果が得られるかもしれませんので是非試してみてください。